あけましておめでとうございます。
二十一世紀最初のキタハラ作品は『月羽根の少女』となりました。
久しぶりに『炎のたからもの』ではなくて、さおりが主役の本来の『月羽根』です。
なのに百合。徹が不憫ですねぇ。久々の出番だったのに。カオリさん(百合好き愛読者の一人)が喜びそうな展開(笑)。
実は、最初の案ではさおりと徹のキスシーンで終わるはずでした。だけどそうなるとすごく照れくさい話になってしまって、書いててなんだか全身がかゆくなってしまったので(笑)。純愛男女モノは恥ずかしいのに、百合モノだと抵抗なく書けるというのは、ちと問題かもしれませんけどね。この調子では二十一世紀になっても「百合作家」と呼ばれ続けるのでしょう。
それにしても、徹のことが好きなくせに美里とも浮気したりして、さおりってば実は意外と悪女?(笑)
まあ、彼女はまだ精神的にお子様で、本当の恋愛感情というものを知らないのでしょう。多分『月羽根の少女3』もこんなノリになります。そして、3では月羽根の秘密やなんかも少しずつ明らかになるはず。
公開時期がいつになるかはわかりませんが、お楽しみに。
それではここで、いつものお願いを。
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最後に、今後の予定ですが……。
そろそろ本格的に『光の王国』の最終話『生まれ来る者たちへ』に取りかかろうと思います。『黒剣の王』のあとがきの頃とはサブタイトルが変わっています。最終話だけは「○○の××」というパターンをやめることにしました。
しかし実際の公開はまだ先。その前にバレンタイン読み切りでしょうか。去年のバレンタインは『月羽根』、一昨年が『たた少』、その前が『光』でした。そうすると今年は……ネタがありませんね。『笙子』とか?(笑)
それでは、今年も『創作館ふれ・ちせ』を宜しくお願いします。
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