あとがき


 ごきげんよう、キタハラです。
 本っっっ当に久しぶりの『光の王国』カーテンコールをお届けします。
 ずいぶん間が空いているとは思ってましたが、調べてみたらカーテンコール3って二○○二年の五月公開なんですね。一年半以上とはさすがに予想外。道理で、一部キャラの名前も忘れているはずです(苦笑)。
 カーテンコールの1〜3は本編完結直後のエピソードでしたが、今回はもう少し未来の話。ナコユイも二十代半ばで、既に娘(ファーリッジ)も生まれています。で、この先長年にわたって奈子の右腕として活躍するアラウェとの出会いのエピソード。
 本当は『一番街』のフィーニの祖先であるシェルフィ・リースリングとの出会い編を予定していたのですが、いまいち上手くまとまらなかったので、カーテンコール5になるはずだったエピソードを先に持ってきました。カーテンコールは必ずしも時系列通りに公開する必要はないですから。
 それにしても、『光』を書くのは久しぶりということで、予定外のところで苦労しました。
 奈子の性格が違ってる、とか。
 最近一人称ばかり書いていたから、三人称が上手く書けない、とか。
 由維の苗字がしばらく思い出せなかった、とか(笑)。
 この次はここまで間を空けずに書きたいものです。カーテンコール5は前述のリースリング家のエピソードか、あるいは『こちら側』で大学生になった奈子のエピソードになる予定。
 その前に『たたかう少女』のカーテンコールもいいかなぁ……とも考えてます。彩樹とアリアーナの初夜編とか(笑)。だけどアイディアを練っていったら、ただのエロ小説になりそうだったのでボツにした、という裏話があったり……。

 これを書いているのは二○○四年元旦の夜ですが、二○○三年は『ふれ・ちせ』始まって以来、もっとも新作公開が少ない年になってしまいました。未公開作品とかがあるので、必ずしも執筆量が少ないわけではないのですが。
 二○○四年は少し心を入れ替えて、新作の公開を増やしたいものです。
 短編もいろいろと考えてはいますが、長めの作品としては、二月下旬頃にちょっと面白いものをお届けできる予定。詳細が確定したらサイトの方で大々的に宣伝しますので、どうぞお楽しみに。
 そして初夏〜夏頃に、かなりの自信作である長編シリーズの第一巻をお届けする予定です。これはもう、力いっぱい楽しみにしていてください。……そして、春〜夏の仕事があまり忙しくならないように祈っていてください(笑)。ちなみに春までは、かなり忙しいことが既に確定しています(泣)。
 それでは、二○○四年も『ふれ・ちせ』をよろしくお願いいたします。

 あ、最後にちょっとした連絡。
 トップページも書いてありますが、『ふれ・ちせ』の初期のURLである
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二○○四年元旦 北原樹恒
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創作館ふれ・ちせ
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