- 松宮 奈子
- 中学時代のクラスメイトの名前の、姓を一文字変えたもの。
『奈子』という名前が気に入っていたため使っただけであり、別にそのクラスメイトが奈子のモデルというわけではない。
むしろ本人は由維に似ているかも。
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- ファーリッジ・ルゥ・レイシャ
- 『ファージ』という愛称が先にあって、それから名前を考えたもの。
ファージの由来は…
もともとファージは私がD&Dで使っていたキャラで、ものすごい大食いという設定があったため。
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- ソレア・サハ・オルディカ
- ソレアもオルディカも実は同じ植物の名前で、ソレアが英名、オルディカはアマゾンのインディオの呼び名。
ちなみに和名は『夢見の杖』。
この植物は、魔力を増幅する性質を持った樹として『黄昏の堕天使』や『リューリィ・リン』にも名前が出てきている。
作中での名前はオルディカ。
つまりソレアの姓は、日本人の名前の『柊 由奈』とか『橘 裕』とゆ〜のと同じノリ。
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- レクトン・ソル・ターサル
- 『プランクトン』といえば水中を漂う生物の総称。
そして魚のように水中を自力で泳ぎ回る生物を『ネクトン』と呼ぶ。
それを1字変えただけ(笑)。
実は、釣りに使うルアーの名前でもある。(私は使ったことがないが)
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- ダルジィ・フォア・ハイダー
- 『レイナの剣』のあとがきにも書いたが、
ダルジィとはデータウェストの往年の名アドベンチャーゲーム
『The 4th Unit』シリーズに登場するキャラの名前。
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- ケイウェリ・ライ・ダイアン
- アルワライェ・ヌィ
- 正直なところ、この作品のような無国籍ファンタジーでは、
あまり西洋的、英語的な固有名詞は使いたくない。
だから、名前を考えるときは『アイヌ語辞典』をパラパラとめくり、語呂がいい単語を探す。
そのまま使えるうまい単語が見つからなければ1〜2文字変えてみる。
ケイウェリとかアルワライェはそうやって考えている。
この他、作中に登場する地名の多くや、上位魔法の呪文(※)も同様。
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- ※魔法の呪文について
- 精霊魔法の呪文は日本語。
(キャラ達は実際にはアイクル語を話していることになっている)
ファレイア系の上位魔法(ファージ達が使う)の呪文はアイヌ語を変化させたもの。
ランドゥ系の上位魔法(エイクサムやアルワライェが使う)の呪文は英語を変化させたもの。
ファレイア系の呪文を使うトリニア王国と、ランドゥ系の呪文を使うストレイン帝国では用いる言語体系が違うということを表現するため。
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