▲▽▲ 読者の声 ▲▽▲

Last update : 2001.07.08

※ネタバレ注意
※下のものほど新しくなっています。

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2001.6.16
感動したっ!!(小泉総理風に)
初めて感想書きます。最初に読んだのは五月の終わりごろです。
それから一気に読みました。

最終話で一回ナコとユイが死んだ所は泣きそうになりました。
ここ数年泣いていないので久し振りに涙が出そうになりました。

あと好きなキャラはエイクサムです。
理由は何となくです。

アリスは弟が死ぬ前はあまり目立っていなかったけど弟が死んでから急に目立ちはじめましたね。

これからも頑張って下さい。
>最初に読んだのは五月の終わりごろ
今回、初めて感想をくれる場合でも昔からの読者、という人が多かったのですが、こちらは正真正銘の新顔さんですね。
1話から最終話まで一気に読めた、というのは、次の話を何ヶ月も待ってきた古くからの読者には羨ましい話かも。

2001.6.16
とある方の日記から『光の王国』がリンクされていて読みはじめ、おもわず徹夜で一気に全部読んでしまいました。感想を一言で言うと「パワーある!」です。正直言うと最初のほうはありきたりの展開だなあ……と思っていたのですが、あとに進めば進むほどグイグイ引きこまれてきて、抜けられなくなってしまいました。ウェブ上に限らず小説なんてほとんど読まないので、こんなのは初めてです。
しかし、約 10 時間モニターを凝視するのは疲れました…… ^^;;;

おおまかな筋 (ノーシルの歴史とか) はだいたい途中で読めたんですが、まさかの奈子妊娠 & 流産にはやられました……。うそー、こんなことをやっていいのかー、オニ鬼畜〜 と叫んだかどうかは謎ですがいいんでしょうか本当に。いいんですかね。本当にあせりました。
でもやっぱりあれがあるからこそ話に一本強靭なものが通ってるのかな、とも思います。

あと、超ベタベタの定番シーンと、思いきり意表を突いた展開の混ぜぐあいも絶妙で素晴らしいですね。出てくるたびに血漆れになるエイシス、片端から奈子に篭絡される(逆か?!)女性キャラ、由維を襲うと必ず登場する邪魔物、ラスト水冥掌の一撃、などなど「お約束」をきっちりおさえてくるところがステキです。ラスボスは主人公の最強拳で粉砕ですよねやっぱり!

一方で意外だったのはやっぱり「妊娠&流産」と奈子由維消滅でしょうか。
最終話 10 章の最後の行がとても切ないですね……。ラブラブものはハッピーエンドしか受け付けない体質なので、ハッピーエンドで本当によかったです。あのままバッドエンドで終わってたら、このメール書いてないです、きっと ^^;;;


また別の点で驚くのは、こんなすごいものがウェブで無料で公開されてしまっているということです。ウェブ以外の手段で発表されていたらぼくは絶対にこの作品を読むことはなかったでしょう。書籍や同人誌やその他の手段ではなくウェブに載せるという選択には 本当にありがとうと言いたいです。そしてできることなら、これからもウェブで素晴しい作品を見せてもらえたらいいなと思います。


ところで最後に質問です。

この小説、どうして 18 禁じゃないんですか? (笑)
>こんなことをやっていいのかー
私も後で読み返してみて、ちょっとやり過ぎたかなぁ……と思ってます。
まあ、市販のライトノベルでは絶対にできない展開ですね。
そーゆーことが書けるのが、アマチュアの特権かと。

>どうして 18 禁じゃないんですか?
どうしてでしょうねぇ(笑)。
とゆ〜のは冗談として、少女向け雑誌にもエッチな記事が当たり前のように掲載されるこのご時世に、性描写があるからといって18禁、というのもナンセンスかと。
一応私の方針としては、性描写が主題ではない作品は、18禁とはしません。

2001.6.17
うっっわ〜〜〜(^^”)
こんな終わり方ってありですか!?
エイシスはナコの目の前で死ぬって感じがしてたんですけどねぇ
今回は?マ−クが付き過ぎるような展開ですね
まず、ソレアがトリニアの竜騎士ユウナと関係あり?
でも血はつながってない?
また、ナコの中にレイナ・ディの意識50%(記憶)
リュ−リイに子供!
ハルティからダルジィにアタック!
竜騎士の魔法出番無し?
極めつけは、同じ遺伝子構造の異世界だった。 という事と、魔法の消滅。ですね。!!
さて驚いたことばっかダラダラ書いちゃいましたが、やはりエイシスの死は痛いです
しかもナゥケサイネ(??)負けてるし〜 ショックです
でも、これだけ読者を欺けるのはスゴスギです。
(実は、この間「フェア」と「ファル」を間違えた人間です。序章が前文明って言うのもびっくりしましたねぇ 感動感動)
繰り返し、4年にもわたる大長編オンライン小説の執筆ご苦労様でしたこの他の、「たた少」や新編も頑張ってください 応援してます
>エイシスはナコの目の前で死ぬって感じがしてた
いやいや、彼のようなタイプは人知れずひっそりと死ぬ方がカッコイイでしょう。
お涙頂戴的に、誰かに見取られて死ぬシーンって、実はあまり好きじゃありません。

>まず、ソレアがトリニアの竜騎士ユウナと関係あり?
>でも血はつながってない?

もしかして、あの記述の意味がわかりませんでした?
答えは、6月24日分の感想の中にあります。

>ナコの中にレイナ・ディの意識50%(記憶)
これは、5話以降ちょくちょく書いていることなので、気付いていた読者も多いようで。

>同じ遺伝子構造の異世界
そんな今さら……8話で子供ができた時点でわかっていたことで。
二つの世界の遺伝子に互換性がある、というのは、確かに『光』の設定上の弱点なんですけど、以前にも読者の声のレスに書いたように、「異星」ではなく「異世界・パラレルワールド」だから、ということでご理解ください。


2001.6.18
初めまして。

〜光の王国〜、読ませていただきました。
感動しました。
 
僕が、インターネットを始めたのが、1年半前。
それからしばらくして、オンライン小説を読み始めました。
そして、オンライン小説検索で、「光」を見つけました。
それから、何日間かぶっ続けで読んでしまいました。はまってしまって(^_^;)。

第9章で、ファージや、フェイリアなど、主要人物が何人か死んでしまったときは、最終章で主要人物が全員死んでしまうのかと思いましたが、エイシスだけでしたね。
エイシスは生き残ると思ったのですが。
奈子と由維も死んだと思ったけど、生きてましたしね。

それにしても、由維頭良すぎです。
何で、人間の塩基配列を知ってるんでしょう?中学生なのに。

最後の、マイカラスの結婚、出産ラッシュはすごいですね。
でも、ハルティとダルジィが結ばれたので、良かったです。

やっぱり、ハッピーエンドはいいですね。

4年間、執筆本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
これからも頑張って下さい!
>最終章で主要人物が全員死んでしまうのかと
いやいや、それは絶対にやりません。
1話完結の読み切り作品ならともかく、『光』のような長いシリーズものでそれをやったら卑怯でしょう。作者の「逃げ」以外の何物でもありません。
何度も書いていることですけど、登場人物を殺して物語を終わらせるのは、生きていてちゃんと終わらせるよりも、何倍も簡単なんです。

>何で、人間の塩基配列を知ってるんでしょう?
いや、人間の塩基配列を知っているわけではないです。
ただ、DNAがどんなものかを知っているだけで。
あのくらいの知識は、科学好きの中学生なら知っているはずです。(少なくとも、私は知っていた)

2001.6.19
こんにちわ。
最終話を読み終わって一週間くらい経ちました。
が、いまだ頭の中には奈子やファージがいます。(^.^)
それで、感想というものではないんですけど、一つ言い忘れたことがあったのでまた書かせてもらいます。

あたしがこの「光の王国」を読むきっかけになったのは、北原さんの描くキャラクターの画像だったんです。
これだけ長い話だと読むのが遅い私にとっては、読み始めるのに結構な決断力がいりまして・・・^^;
1話ごとに画像もいろいろありますが、すごくあたしの好きなタイプの画像なんです。
今回、TOPの画像変わりましたけど、コレも北原さんが書かれたんでしょうか?
ちょっと他の画像と印象が違いますけど、とっても好きです。
奈子って一番背高かったんだ。なんていまさらなこと思っちゃいました。^^;

あとですね。ファージファンのあたしにとって一つだけ残念だったのが、第9話でファージの全開パワーが見られなかったことですね。
ソレアさんに解除してもらって全開パワー出して、それでもアィアリスに負けてしまうのならよかったんですけど。
それじゃぁ、ほんとにアィアリスをファージが殺して一件落着になりかねないですかね?(笑)

ちょっとだけ、書き足りなかった部分を送ろうと思ったのにまた長くなってしまった。
暇な時にでも読んでいただけたら幸いです。

それでは。
>コレも北原さんが書かれたんでしょうか?
これは、読者の一人うずらさんが描いてくれたものです。
私にはこれだけ大勢を描く気力はありません(笑)。

>奈子って一番背高かったんだ
あそこにいるメンバーの中では、最終話時点の奈子は一番長身です。
但し、ソレアやフェイリアとの差は僅かですけど。
(2話当時は、奈子よりもソレアの方が背が高い)
ちなみに、女性キャラで一番背が高いのはクレインで、次がダルジィです。

>残念だったのが、第9話でファージの全開パワーが見られなかったこと
そうですね〜。ファージは結局、あまり活躍せずに死んじゃいましたね。
当初の予定に比べて彼女を活躍させられなかったのは、私のミスです。

2001.6.19
 ども、はじめまして。
 しばらく前から知っていましたが、感想はコレが初めてですね…。すいません。完結を機に出してみようと。

 最終話まで読み終えました。いや、驚きました。予想外の展開が連続して圧倒されました。素晴らしい!ネット上の小説はいろいろ読みました(数百くらいかなあ)が、本当に面白いと思ったのは「光」を含めてわずか3つだけだ…。
探せばまだまだあるのかも知れませんが。
 ただ、かなり違和感もありました。由維って一体(;^^)。実はとんでもない天才??別人になったようですな。
 月を破壊するのも、ちと無理があるような気がします。魔法以外にも相当影響出るような。自転などには影響は無いのかなあ…う〜む。
 大した事が書けなくてすみません。自分の作文能力の無さが恨めしい(コレが感想メール出しにくい理由)。

 でも寂しいですね、もう読めないというのは。「光」に限らず、面白い物語が終わると、いつも「その後」を読みたいと思ってしまいます。外伝を書いてくれるととても嬉しいですが、もうないだろうな。

ところで読者の声の
>最終回で、キャラを片っ端から殺してほんの一握りだけが生き残って(あるいは全滅して)終わりだなんて、一昔前のクズアニメの脚本みたいなことはやりたくなかったし。

 これは…エヴァですよね間違い無く。北原さんはエヴァ嫌いなんですか?僕は好きだったりしますが。少しムカッときました(笑)。
 やはりあの終わり方だから…?


 最後に、光のCD-ROMについて。
 CDを出すという事ですが、無茶苦茶なのを承知で書きます。僕の希望としては、「光」を本にしてもらいたかった(爆)。量考えると本当に無茶だ(笑)。
 でも、やはり本の方がいいのですよ。パソコン使って目の疲れるモニタ上で読むよりも。CDならCD-Rドライブさえあれば一応誰でも作れますし。
 でも、もし(あり得ないと思うけど)「光」の本が出たとしたら…、多分全巻買うと思います。
 あれ?今見るとCDの情報が載っていない…??もしかしてCD企画は没?

 それではこのへんで。最後になりましたが4年もお疲れ様です。これからも応援してますよ。
>魔法以外にも相当影響出るような
もちろん、ノーシルの気候なども影響を受けるでしょう。
だからこそ、最終章に
 奈子は、自分の目で見なければならなかった。
 月を一つ失ったこの世界が、この先どうなってゆくのか。
 自分のしたことの行方を、この目で確かめなければならなかった。
という記述があるのです。
また、5章には
 首の皮一枚で持ちこたえているような、今のノーシルの環境。
 これ以上のダメージを与えるわけにはいかない。
という記述もあります。

>これは…エヴァですよね間違い無く
確かに、エヴァもその一つです。それだけじゃないですけど。
そういえば、ナディアも皆殺しで終わらせようと思っていたそうですね。
基本的にガイナックスって、シリーズものの終わらせ方が下手だと思います。

>エヴァ嫌いなんですか?
嫌いです。
正確にいえば、19話まではけっこう好きです。LDも10枚目までは持ってますし。
だからこそ、20話以降の(スタッフの)やる気のなさには腹が立ちます。
「終わりよければすべて良し」というように、物語はきちんと終わらせてこそ価値が生まれると思っています。
エヴァはそれができずに、最後の最後ですべて台無しにしてしまった失敗作、というのが私の評価です。

>今見るとCDの情報が載っていない…??もしかしてCD企画は没?
コンテンツが出来上がって発売時期が決まったら、案内ページを公開します。
……が、正直なところ、没になる可能性もあります。
私にとって『光』はもう終わった作品で、5万円ちょっとの売上(見込み)のために過去の作品に色々と手間をかけるよりも、新シリーズの執筆に取りかかりたい、という思いもあるのです。
もちろん、その売上で記念に1997年(執筆開始年)のラ・ターシュを買う、というのも魅力的ですが(笑)。

2001.6.19
「光の王国10 生まれ来る者たちへ」を読ませて頂きました。面白かったです。実は、未来の地球だった、となるのではないかと考えていたのですが、ならなくよかったです。ラストで二つの世界に一人ずつ存在するようになるのは完全に予想外でしたが、これはこれでいい終わり方だと思いました。残念なこととしては、こちらの世界でもう少し戦わせて欲しかったですね。もし、外伝を書かれるようでしたら、御考慮して下さいますようにお願い致します。
では、次回作も期待しています。

追伸:このHPの影響で「マリア様がみてる」にはまりました。全巻、持っていますし、これからも新作が出れば買うでしょう。(^_^;)
>こちらの世界でもう少し戦わせて欲しかった
こちらの世界での戦いは完全な余録で、本編の物語にはほとんど無関係なんですよね。
だから、9話の奈子vs美樹が盛り上がったところで終わり、というのが適量ではないか、と。

>このHPの影響で「マリア様がみてる」にはまりました
こーゆー人、多いです。
ホント、コバルト編集部から感謝状のひとつも貰いたいくらい(笑)。

2001.6.20
前回送った感想の続きです。
最終話を読んでから読み直してみると、いろいろなところで、ああっこれはと納得したり、はっとしたり、感心したりしました。
たとえば、第8話の155P(一太郎版)の魔法についてのヒントなんかにしても、さりげなく入っているものですから、まったく関連に気がつきませんでした。
序章にしても、なにかここがキーになることはわかっても、本当の意味での序章であるとは想像すらできませんでした。
どんどん謎が解けていくという感じで、読み直すのはとても楽しかったのですが、翌日の寝不足にはまいりました。(笑)
明日がつらいとわかっていても、やめられないなんてことは「指輪物語」以来です。
今は読み疲れたので、しばらく「光の王国」を開くことはないでしょう。でも、そのうち禁断症状がでて、また読み始めることはまちがいありません。
これで終わりというのが残念ですが、後書きのもしかしたらに望みをたくすことにします。(もし北原さんが書かなかったら、2次創作で続きがでてきそうな気もします。)
4年間にわたる長編の執筆、本当にお疲れさまでした。次の作品も期待しています。
>さりげなく入っているものですから、まったく関連に気がつきませんでした
そうですか?
私としては、ちょっと露骨すぎるかなぁと思っていたのですが。

>後書きのもしかしたらに望みをたくす
後日談とかを書く予定はあるのですが、それなりに間を空けるつもりでいます。
最終話の余韻が醒めてからでないと、雰囲気をぶち壊す危険がありますから。

>2次創作で続きがでてきそうな
宮上さんが忙しそうなので、無理だと思います(笑)。
私も期待してるんですけどね。

2001.6.21
はじめまして。
「光の王国」、一度に全部、ズバッと読ませていただきました。読後の感想は、くわー死ぬなぁっていうのと、ふぅーっていうところです。
たくさんの人の命を引き替えにしても、大事な人の命を守りたい。それが伝わってきました。大きな力を持つってことは、ある意味辛いことかもしれないですね。大きな力がある故に、守りたい者を危険にさらして守りきれる保証はない。途切れることのない輪ですね。
最終的にハッピーエンドなのには私も安心しました。予想としては、主要人物がもうちょっと死ぬかなと思っていたので。エイシスはともかく(死んでましたね)ケイウェリさんとか、ソレアさんとか、極めつけはナコユイとか。でも主人公が死んで問題解決とか、周りが平和に。とかっていう話は、私的には不満が残るので(生きていてこそというのが信条です)、ちょっと不公平かなとも思うんですが、まあ、納得でしょうか。敵サイドの主要な人が少ないっていうのもあるのかもしれないですけど。何か、ずいぶんと偉そうな感想になってしまいました。
「光」の中で私が一番好きなカップリングはナコユイもいいんですけど、なんといってもヴェスティアとセルタです。なんかいい。あの迷いのなさとか、相手のことしか見えてない一途さとか、深い絆とか。でも、アィアリスが黒剣の王になったあとのセルタの態度、妖しかったですね。あのまま生きていたら、アィアリスがそういう感情をセルタに持つようになって、セルタもまんざらじゃなくて二人でラヴラヴとか。そういう場面、見たかったなぁとも思ってたりして。(笑)
また、他の小説とか、漫画とか頑張ってください。楽しみに待っています。「光の王国」の執筆、というのかどうかわかりませんけど、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
>ケイウェリさんとか、ソレアさんとか
この二人は、生かすか殺すかかなり悩みました。
最後の戦いでこの二人が死ぬ展開、ってのも自然なんですよね。
でもやっぱり、これ以上殺すとハッピーエンドにはならないかな、と。
ファージを殺しているから、ソレアは生き残るべきでしょう。

>二人でラヴラヴ
セルタ×アィアリスというのも、書いてて楽しいカップリングなんですけど、ラヴラヴとなると……どちらかというと宮上さんの守備範囲かと(笑)。


2001.6.21
光の王国を読ませていただきました。
よ、よかったー。かんどうです。
おわっちゃったのがすごく残念ですが・・。
最終場面でハルティとダルジィの赤ちゃんが双子の女の子ということで、ナコ・ユイが死んでしまった!?と思ったのですが(死んでますけど)、現世界と異世界の両方に存在するというハッピーハッピーエンドにすごく満足してます。ホンとにいい終わりかたですね!!
大変恐縮ですが、1つ不満があるのは、ナコの戦闘シーンが少なかったことです。(ナコが竜に騎乗して戦って欲しかった)
まー、その分、他の人が活躍できたのでよかったのですが。(エイシスがよかった。うん。)

本当にいい作品を読ませていただいて感謝してます。ありがとうございました。
そして、長い間お疲れ様でした。今後もがんばってください。

1つ質問なんですが。(お時間があればでいいです)
私のお気に入りはナゥケサイネですが。名前の響きというか何かいい名前ですね。
この名前の由来というか、どうやってこの名前になったか、すごーく知りたいのですが。
よろしくお願いします。

p.s 今迄感想を書かなくてごめんなさい。と、つたない文で申し訳ないです。
>ナコの戦闘シーンが少なかったことです。(ナコが竜に騎乗して戦って欲しかった)
それは私も考えましたが、ストーリィの都合上、入れられませんでした。
それに私はあまのじゃくなので、『小説』の中でそういった『アニメ的な』見せ場を多用するもの好きではないのです。
あと、最後は人間同士の闘いにしたかった、ということもありますし。

>この名前の由来
………………はて?
当時は色々と考えていたような記憶があるのですが、『レイナ』以前は執筆時のメモが残っていないため、詳細はわかりません。
アイヌ語が土台なのは間違いないのですが……。
ということで、当時の資料をもう一度調べてみました。

ナウケサイネ【nawkep-say-ne】
アイヌに伝わる英雄叙事詩(yukar)に出てくる言葉で「竜神の爪」を意味するそうです。
私は「naw」を「ナゥ」と表記するクセがあり、さらにここでの「p」は日本人の耳にははっきりと聞き取れない音の筈なので省略し、「ナゥケサイネ」という名前が出来上がったのだと思われます。

2001.6.21
お久しぶりです。
光の王国10を読み終えたので、感想を書きます。

まずは、北原さんお疲れさまでした。
とてつもない量の文章を、しかも仕事ですらないのに短時間で書き上げる北原さんはいつもすごいと思っていました。
しかし、「黄昏の堕天使」の執筆中におおよその道筋が出来てたとは。
どうりで伏線がいっぱいあるわけですね。すごいです。

ところで、毎回のことなのですが、光の王国は私の予想をいい意味で裏切る展開で驚かされています。
たとえば魔法の原理などはとても想像がつきませんでしたし、それについて解説されるとも思っていませんでした。
それにしても。(^^;
核兵器が玩具に思える兵器って想像がつかないんですけど。(爆)
そういえば、魔法が無くなってノーシルにいる人たちはどうするんでしょう?
前文明で石油や原子力といったエネルギー源を使い果たしてそうだし。
う〜ん。考えてもわかりませんね。(^^;
しかし、DNAを構成する塩基が常識ですか。
私も理系人間ですが、名前までは覚えてないです。(爆)
参考資料をみるとNHKが入ってますね。
私も人体とか宇宙とかは好きです。
アイヌ語はアィクル語の元になってるんでしょうか。
さすがにこれだけの小説になると参考資料の量が多いですね。
すごいです。

そういえば(と言いつつかなり本題なのですが)、エイシス死んじゃったんですね。
ファージの時と同じくらい、以外で信じられない気持ちです。
普通に考えれば、好きな人のために死ぬって言うのはすごくかっこいいんですが、私の中では”エイシス = ファージに命をねらわれても生きている大陸最強の人間”というイメージがあるので、エイシスが普通に死ぬのがひどく不自然でおかしく思えました。
リューに浮気がばれて殺されるならともかく。(^^;
とにかくリューがかわいそうです。
リューのセリフはお気に入りのものが多いのですが、ここで書くのもはばかられる感じです。
子供が出来たのがせめてもの救いって気もしますが、母子二人で生きて行かなくてはいけないんですよね。
リューの性格を考えると再婚はあり得なさそうだし。
でも作品全体でみるとハッピーエンドですよね。
死人を大量生産(?)しなかった北原さんの判断は正しかったと思います。
やっぱりきれいに収まると気持ちがいいですね。

もっと書きたいことはあるのですが、これ以上脈絡がなくなると意味不明になりそうなのでこのあたりでやめておきます。
北原さん本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
>魔法が無くなってノーシルにいる人たちはどうするんでしょう?
>前文明で石油や原子力といったエネルギー源を使い果たしてそうだし。

もちろん、ファレイア・レーナもそのことは考慮していたはず……ということで、これに対する回答は、一応以前から考えてあります。
一番の問題は化石燃料(石油・石炭・天然ガス)の枯渇でしょうが、数百年後の文明を支える主な燃料は『アルコール』になります。
前文明で生み出された、太陽光をエネルギーとして自身の液胞内で濃度50%以上のアルコールを精製する植物が、コルシア大陸には自生しているのです。
旅の途中でそれを見つけた奈子たちが、種子をマイカラスに持ち帰って……というエピソードが最終章に書かれる予定でしたが、あまりにも説明的になるのでカットしました。
数百年後のコルシア大陸では、焼酎は水よりも安い飲み物です(笑)。

>ファージに命をねらわれても生きている大陸最強の人間
まあ、ファージも本気でやってるわけじゃないですからね。
本気でやったら奈子が怒るということは理解してますから。
エイシスの強さは、「普通の人間としてはとんでもなく強い」というレベルで、ファージやアリスはもちろん、王国時代の並の竜騎士と比べてもかなり見劣りします。
もっとも、エイシスの家系も王国時代まで遡れば、竜騎士の血が僅かに混じってますけどね。


2001.6.22
どうも、きつねさんにメールを書くのは実に数年ぶりでしょうか?
小説などはずっと読ませて頂いていたのですが、少々身辺が騒がしい事もあって中々感想などを送れず、申し訳無いッス(苦笑)
さてさて、『光の国』の完結、おめでとう♪&お疲れ様でした♪
何年間・・・書きつづけたんでしょうか・・・6〜7年くらいですか?それ以上ですね。
ほんと、凄いと思いますよ。俺なんか飽きっぽいからすぐに投げ出しちゃうんですよねぇ・・・
これだけ読みごたえのある物を書き続けてくれた事にありがとう♪(笑)

最終話・・・死なないと信じていたエイシスが死す・・・少々涙ぐみました。
ああ、死なないと思っていたのに、最後の最後に奈子の真似事して死んでしまうだなんて・・・戦死者名簿にエイシスの名が加わったってところで、ああ、本当に・・・と未練がましく何度か読み返してしまいました(苦笑)
でも、本当に感動しました!

ところで、もう『光の国』は書き納めですか?なんというか、番外編とかそういった予定はないんでしょうか?
あともう一つ、新しい小説を書くのか、それとも休暇に入るのかも知りたいッス。

それでは。後書きに名前が連なっている時はほんと、感激しましたよ(笑)
>6〜7年くらいですか?
ちょうど4年です。
執筆開始が1997年の春ですから。

>ああ、本当に・・・と未練がましく
私も、あまり殺したくはなかったんですけど。
でも、最終話で主要キャラに犠牲者がなく、みんな生き残ってめでたしめでたしでは、それまでのシリアスでイタイ展開をぶち壊すことになってしまいますから。
エイシスについては、仕方がなかった、ということで。

>番外編とかそういった予定は
予定はありますが、書くのは多分しばらく先になるでしょう。
最終話の余韻が消えた頃……と考えています。
ひとつ間違えば、それこそ最終話の感動をぶち壊しかねないので。

>新しい小説を書くのか、それとも休暇に入るのか
新シリーズの予定もあります。
…が、今は意図していない休暇状態となっています。
仕事は忙しいし、読者の声のレス付けは終わらないし、夏コミ用ゲスト原稿は締め切りに遅れそうだし。
長編の新作は、早くても年末でしょう。

2001.6.22
こんにちわ。最終回、読ませていただきました。
以前メールしたときのお約束どおり、感想を送ります。

 まずはおつかれさまでした。それからすばらしい作品をありがとうございました。
 思えば「レイナの剣」の発表されたころに出会ってから、ずっと新作を心待ちにしながら読んできましたから、この作品とはずいぶん長い付き合いだったなぁ、と感慨もひとしおです。

 最終回を読んでから、もう一度あらためて第1話から読み直していたのですが、そのうえで改めて最終回を読むと、すべての伏線がきれいに収束していくあたりは、読んでいるとある種の快感ですらありました。

 最後の一文を読み終わったときは、ただただ放心するのみ・・・しばらく作品世界の余韻と興奮で、真夜中だったにもかかわらず、目がパッチリ冴えてしまって、次の日は大あくびをしながら出勤していたという、あんまり笑えないおまけまでついています(笑)

 で、ようやくその余韻から立ち直りつつあるところなんですが・・・実は最近、PSO(ファンタシースターオンライン)というドリームキャストのネットワークRPGで使う、自分の持ちキャラの一人として「Farridge.Lue」という女性の魔法剣士のキャラクタを作ってしまいました。勝手に名前を騙ってしまい申し訳ないです(笑)

 そのうち「光の王国ロビー」が立ち上がって、いろんな人が「光」のキャラを持ち寄って一緒に冒険しながら「エクシ・アフィ・ネ!」とか叫んでみたいと思っているんですが・・・はたしてヤンバルクイナの生息数程度の読者じゃ、いったい何人PSOをやっているのでしょうね(^^;

#もし実現したとしても、ロビーが女性キャラで埋まってしまいそうですが(笑)

 さて、しばらく長編は書かないとのことですが・・・一読者としてはやはり期待してしまいます。それと「光」の外伝にももちろん期待してます。やっぱ主人公は奈子たちの娘ですか?(笑)

 これからも何か作品が出来上がったらぜひ読ませてくださいね。それでは。
>Farridge.Lue
残念でした(笑)。
ファージの名前の公式な綴りは「Pharidge Luw Reycha」です。
『Party Mix』収録の『光』宣伝ムービーを見た人だけが知っている事実。
ちなみに、昔(というか大昔)パソコン版の『ウィザードリィ』(それも#1)をやっていた頃、私のパーティにはユウナやレイナ、ファージなどがいました。

>いろんな人が「光」のキャラを持ち寄って
でも、一部キャラに人気が集中しそうだから。
私なら、アリスかヴェスティアを使いますけどね、きっと(笑)。

>しばらく長編は書かない
書きたいネタはいくつもあるんですよ。
ただ、『たた少』とか『マリア様』もあるし、『光』が終わったからといって、簡単に新シリーズを始められるかというとそれがなかなか……。
企画中作品を簡単に紹介しますと、
  • 異世界大正浪漫風お嬢様女子校ファンタジー『一番街の魔法屋』
  • 『光』よりもイタイ(?)美少女暗殺者もの『DOLL〜戦闘人形〜』
  • 近未来サイキック(羽根もの)ファンタジー『Fairy Storm』
の3本となっています。さて、読者の皆さんが読んでみたいのはどれ?
ちなみに、一番百合度が高いのは……言うまでもないですね(笑)。 ただしエッチなしですけど。
えっち度が一番高いのは『DOLL〜戦闘人形〜』かな。

>やっぱ主人公は奈子たちの娘ですか?
いえ、当面は本人たちです。
娘たち(なぜか複数形)が登場するエピソードもありますけど。

2001.6.22
まずは足掛け4年に及んだ執筆活動、ご苦労様でした。
3年前、暇に任せてネット上で小説を漁っていた時にその存在を知り、それ以降新作が発表されるのを密かに楽しみにしておりましたが、それももう終わりなのだと思うと何だか寂しいですね。

しかしそれにしてもですよ。
やっぱり死んじゃいましたか、エイシス。
途中八章で将来の展望を語り出した段階で「こ、これはまずい。まずすぎる」と思いましたが、それでも、できればエイシスにはリューリィと幸せになってほしかったですね。
(因みにこの場合の幸せとは、例えばリューリィという伴侶がいながら奈子にも手を出して、その事を知ったリューリィにたこ殴りにされる様な事を指します。いえ、ドタバタラブコメ好きなんですよ。番外編2の殺意の女神たちとか、もう大好きです(笑))

でもまあ、あのような激戦で誰一人主要メンバーが死なないのは確かにおかしいですし、となるとやはり奈子を守って死ぬのはエイシスの役目となるのはある意味仕方がないのかもしれませんが…。

因みに、私はずーっとノーシルが遥か未来の地球の姿だと思ってました。
1話でファージが言っていた空間の次元の差によるエネルギーだけでなく時間の次元の差によるエネルギーというのもあって、だから超過去の世界からやってきた奈子は魔力的にあんなに強いんだろう、なんて事を勝手に考えて納得してました。
(流石に猿の惑星ネタに走るとまでは予想できませんでしたが…。ていいますか、ン万年も経てば流石に自由の女神像も崩れ去って、跡形もなくなってしまっているのではないだろうか説(笑))

兎にも角にも完結、おめでとうございます。
次に待ち構えるは、CD-ROM化及び書き直し作業ですね。
楽しみに待っております。
>将来の展望を語り出した段階で「こ、これはまずい。まずすぎる」
ホントにねぇ……。
あのタイプは子供を作ったり、将来を語ったりしちゃいけませんよね(笑)。
ドタバタラブコメもいいんですけど。でもありがちすぎて、最終話でそれをやってしまうとやっぱり作品全体の質を落としてしまうかなぁ、と。

>ノーシルが遥か未来の地球の姿
これはこれで面白いアイディアなんですけど、後から思いついたものなので、どうしてもこじつけっぽい感じがするんですよ。

>自由の女神像
実際にこのネタをやる場合、『光』の(こっち側の)舞台は札幌ですから、当然背景は「時計台」or「クラーク博士像」になります(笑)。

>CD-ROM化及び書き直し作業
実は最近、これが面倒になってきてます。
それよりも新作を書きたい、と。
CD-ROM版と言っても書き下ろしは短編だけだし、金出して買うほどのものじゃないよなぁ、という気もしますし。かといって金を出す値があるほどのものを作る時間もないですし。
でも、期待している人も多いんですよね。

2001.6.22
『光の王国』完結おめでとうございます。
あちこちのオンライン小説を乱読してきましたが、わりと飽きっぽいので長篇連載の最終回まで通ったのは初めてかも知れません。なんとも言えない読了感があります。
本当にお疲れ様でした。
完結後もう一度全編を通して読み返したのですが、見落としていた伏線が多かったことに気付き、改めてプロットに感じ入っているところです。

前にも書きましたが、北原さんの物語は設定が奥深くて読みごたえがあります。
やはり作者独自の世界観、生命観、といったものに貫かれた、一つの宇宙が織り成される様を読んでゆくのは、ファンタジー読みとして最も楽しい時間です。

また、あのソラリスばりの再構成ネタをラストに持ってこられたときは、理屈が通っているだけに、そして何度か形を変えて現れていたにもかかわらずすっかり油断していたために、「やられた!」との念を禁じ得ませんでした。

話は飛びますが、昔ちょっとだけ中国拳法をかじっていたことがあるので、極闘流のさまざまな(えげつない)技と、その実戦指向の精神には、にやりとさせられることも多かったです。


あとは...個人的好みとしてあえて最終章にちょっとだけ欲を言えば、あのメッセージを埋め込むのは竜の血よりもむしろ、人々の血の中に伝えられて来た、ってのを期待したんですけどね。一応理由をあげると、ほとんど不老不死で、また多産とも思えない竜が媒体では、「複製という方法で、どんな物質にも耐えられない、数万年、数億年の時間を越えて情報を伝える、生命というシステム」のメリットがあまり生きなくなってしまいますし、現に竜なんて絶滅しかかって(?)いるわけですし、

人類が絶滅してしまうようならどうせあのメッセージ自体、実質用はなくなるわけですし、

奈子の流産以降、何度か現れる、子供を産む/次代につなげる、という課題ともうまく関連して来ますし。

(ぱっと読んだ感触では北原さんも先にこちらを考えて、どこかでつじつまを合わせるために竜への変更を余儀無く去れたようにも見えたのですが...はたして)

人々の血の中に、といっても「再構成されたエモン・レーナの遺伝子に組み込まれ、竜騎士の血と共に伝えられて来た」では意味がない(それにどこかで聞いた気がして、情けない)わけで、あの時代に生きている実質すべての人類のDNAの中に等しく受け継がれているとするべきでしょう。あの世界の誰もが魔法を使える遺伝子を受け継いでいるのですし、たとえ初めに組み込まれたのがただ一人でも十万年あれば世界中にコピーが伝播するには十分なはずです(ミトコンドリア・イヴでも一万年前かそこらじゃなかったっけか)。魔法を使う動植物にもひょっとしたらついでに組み入れてしまったのかも。

そこら辺の誰の血からとってもいいと言っても、ソレアさんの家でDNAと暗号の解析ができるとも思えないので、やっぱり教会の施設から、ドール用に解析されていたシークエンスでも...アルやアリスの素体かも...盗ってくる必要があるのかも知れないのだけど。

...ってまあヨタ話です。(それだけ気に入ったということで)

いろいろ大変なこともあったみたいですが、無事終わってほっとしています。
素敵な物語を有り難うございました。
>竜の血よりもむしろ
うう……やっぱり、世代交代が遅い竜を使うことの問題点に気付く人がいましたか。
まったくその通りです。
前々から、「人間」と「竜」のどちらのDNAを使うか悩んでいたんですよ。
メッセージは2つあって、それぞれに異なるメッセージが隠されていた、というのも考えましたが。
(2つのメッセージとは、「ノーシルの歴史編」と「大いなる槍編」)
しかしまあ、既存の人間のDNAをそこまで大幅に書き換えるのは大変だろうということと、竜に存在意義を持たせるためにこうなりました。
「魔法を使う動植物にもひょっとしたらついでに」も考えましたけど、やっぱり象徴的な存在である「竜」を中心に据えよう、と。
ちなみに私、「ミトコンドリア・イヴでも一万年前」説は疑問視してます。



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