▲▽▲ 読者の声 ▲▽▲

Last update : 2003.7.27

※ネタバレ注意
※下のものほど新しくなっています。

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2003.1.16
『光の王国』楽しく読ませていただきました!
自分は暇があるときにネットで小説を読み漁っているのですが・・・気づけば自分で暇を無理やりにでも作って読んじゃってました。
ファンタジー好きの自分としてはとても読みやすかったしキャラも親しみやすく、ストーリーも色々凄い展開なっていて面白かったデス。(もちろん後書きも全て読ませてもらいました)
今まで読んだ小説では主要キャラ等が死ぬことはあまりなかったので女の子が血飛沫あげて飛び散るというのは結構驚かされました。
あと百合小説だったと言う事を最初は知らなかったので途中から気づいてこれもまた驚きました、なんせそういうのにはあまり手を出さないもんで・・・
あともう連載が終わっているのにリクエスト(?)みたいなもんですが、今書いているように自分はファンタジーのジャンルが大好きなのですが大抵こういった話にはラスボス、つまり『魔王』がでてくるモンですが実はこの『魔王』についてなんですが最近(なのでしょうか?)の小説等ではこのキャラクターがまぁ大抵美形キャラなんですが自分はいつもこの手のキャラを目にした時なにかひっかかるんです、別に美形キャラが嫌なのではなく何故人に近くなってしまうんでしょうか?
自分はファンタジー小説にはまったのは指輪物語がキッカケなんですが、この指輪物語のラスボス、つまり冥王サウロンという『悪役』にかなり衝撃をうけファンタジー小説を他にも読みましたが、なかなか彼ほどの悪役見る事ができません、また、ドラゴンはでているのにゴブリン、スライム等の『敵』としての魔物ももう小説では断片的でしか見なくなりました。
スイマセン、まったくもって文句をいっているつもりではないんです、実際上に書いたとうりアリスの少女爆殺はかなり衝撃でしたしほんと面白かったです。
ただ次にファンタジー小説を書く機会があったときに『敵』として人と全く異なった悪役『魔王』を書き出していただけたらなぁ・・・長々と書いてすいません、あと自分はありがちなストーリーも結構大好きであります!
>『魔王』について
 私は、自分では「魔王」的なキャラが登場する作品は書きません。
 作中やあとがきでも書いていますけど、『光』はあくまでも人間同士の戦いの物語にしたかったんです。
『魔王』などという絶対的な「悪」が存在すると、気兼ねなく殺せてしまうでしょう?
 それでは、『光』の物語は成り立ちません。

 そもそも、アィアリスは「敵役」ではあっても、「悪役」として書いているつもりはありませんから。
 アリスは「奈子の敵」ではあるけれど、「悪」ではないんです。
 善と悪って区別してしまうと、物語が単純になりすぎるじゃないですか。
 悪人だから殺してもいい、人間じゃないから殺してもいい、なんて差別的なことはしたくありません。

2003.1.17
はじめまして。光の王国読ませていただきました。
とても面白かったです。
これは私の中のお気に入り小説で1,2を争う小説ですね。
たたかう少女も好きです。
けど最初に読んだときはこの小説年齢制限ついてたっけ?と驚いてしまいました。

文章を書くのがうまい人って憧れますね。
私は物語を考えることは好きなんですけど、文章を書くのが下手なのでなかなか小説にすることができません。
がんばってはいるんですけどね。

後半でキャラクターが死んでいくのはつらかったですね。
特にファージの死がつらかったです。
絶対に死なないと思っていたのに・・・
そして奈子と由維。
そんな・・・主人公が死ぬなんて・・・と思ったんですが、よく考えたら主人公が死ぬ話ってよくありますね。

ところで疑問に思ったことをひとつ。
ファージやクレインは聖跡にあった記録から作られていたんですよね。
だったら、奈子と由維のように複製を作ることも可能だったんじゃないですか?(できたらできたでたいへんですが)
できないようになっていたんですか?

とりあえずここらへんにしておきます。
これ以上書くと止まらなくなりそうなので。
また読み直すつもりなので、機会があったらまた感想を書きたいと思います。
すばらしい作品をありがとうございました。
これからもがんばってください。
それでは。

追伸

趣味で書いている小説に気に入ったところを使いたいのですがよろしいでしょうか。
>ファージとクレインの複製
 これは、ファージやクレインを複数作るということでしょうか?
 ……あんな連中が大勢いたら、怖いじゃないですか(笑)。

>気に入ったところを使いたいのですが
「引用」はいいですけど、「パクリ」はいけませんよ。

2003.1.27
お久しぶりです。(もちろん覚えてくださってればの話。
その他ご意見・ご感想じゃないですが、『マリア様が見てる』読みました!
何故そんな事言うかというと、「やっぱり同じ高みに立てたと思うと嬉しいじゃないですか。」
もちろん同じ高みなんて勘違いですがね。

で、質問です。
って言うか答えはなくても良いけど。
『光の王国』にでてくる、ナコさんは令ちゃん(笑)が元だと思ったんですが。
じゃあ、由維さんって誰なんだろう。
もちろん、全部パクリだとか思ってるわけじゃないです。
ただ、なんか元のイメージがあってもいいかなぁと。
彩樹さんは白薔薇さま、ですよね・・・
とまぁ、改めてサイト1周して楽しんでいます。

私も少し憧れて、小説書きたいと思っているんでうがねぇ。
時間も取れないし、あってもなぜかノらないし。
愚痴言っても仕方ない、今日は寝ます。
では、更新がんばってください。(プレッシャー掛けてもダメか。。。。
 まず、根本的な間違いがあるのですが……
『光の王国』は、『マリア様がみてる』よりもずっと古い作品です。
『たたかう少女』だって、『マリア様がみてる』が発行された頃には、すでに書き始めていました。
 つまり、何が言いたいかというと、
 ちょっと似てるからって、何でもかんでもパクリ扱いすんじゃねーよ、ボケ!
 ……ということです。

2003.2.1
私は暇な文系大学生なので、検索サイトで人気のある小説など面白そうな小説は数百と読んできたのですが、このサイトはマリア様の2次創作やティーポット小説館の作品など面白くてネット小説としては最高レベルのものがたくさんあり、とても楽しく読ませて頂いていました。
そして私はあまりファンタジー小説は好きでなく、本来は敬遠するのですが、他の作品のレベルの高さや2次創作まであるほどの人気ぶりから『光の王国』を今晩初めて読ませて頂きました。
この作品はストーリーの面白さとファージや奈子など主要キャラの好感度がとてもよく、今まで読んだ小説の中でも1,2を争うもので、「面白かった〜」というすごく満足感に溢れた読後でした。
ストーリー展開がすごく急ですが、それでいて設定や話しの筋は納得できる線できちんと整えられているので楽しく読む事ができました。
大抵の作品は話しの筋がなんとなく読めて、だいたい予想した展開になるのですが、この作品は予想しないところで突然ファージが死んで復讐の物語になったり、ファージが生き返る方法や生きている余地にまったく触れずにソレアなどのファージについて鍵を握っているのかなと感じたキャラがファージの死をリアルに受けとめて復讐の物語のキャラとして奈子と共に動くので「まさかファージは死んだまま?どうやって再登場させるのかな?」と思い始めていたら、いきなり生きていて登場したところなどは思わず「えっ」という展開で先が読みにくくとてもストーリーを純粋に楽しむ事ができました。
これからも面白くてレベルの高い作品を読ませて頂きたいので頑張って下さい。
また、こんな善い作品をネット上で無料閲覧させて頂きありがとうございます。
 展開が急なのは、一話ごとに話に一区切りつけようとしているためでしょうね。
 ただだらだらと話を延ばして「次回に続く」というのはやりたくない、と。
 読む側にとっても、テンポよく話が進んだ方が飽きないじゃないですか。
 展開が急であっても、これだけ長い話なんですから(笑)。

2003.2.11
はじめて読ませていただきました・・・感無量です。感動しました。
インタ−ネットで公開されている小説の中でもトップクラスなのではないでしょうか。
特に心にがくっとくる言葉が印象的でした。
今日は急いで読んだので細かい部分まで目を通せませんでしたが次の休日辺りに丁寧に読ませていただきたいと思います。
 さすがにあの長さになると、読むのも大変でしょう。
 どうぞごゆっくりお読みください。

2003.2.11
4日前、適当なネットサーフで暇つぶしを探していたときにここを見つけたのが運命だったようにさえ感じます。
自分で言うのもなんですがもう5年ほど前に人生最後の受験勉強から開放されたとき以来、一度も睡眠時間を削ってまで何かをした事ってなかったんです。人に聞かれてもどんな時でもとにかく寝れるのが特技だと自慢してたんです。だけど、「光の王国」はあっさりとそれを葬り去りました。
第一話を読み始めてから学校に行くときと食事をするとき、そして必要最低限の睡眠をとった以外はモニターにかじりつくようにして読んでたんです。徹夜だとさすがに次の日きついから、という理由で仕方なく4時に寝るようにしてただけ。(毎朝7時半起床ですので)
そして今朝、ちょうど4時ごろに第九話を読み終わって最終話だけあとで、と思ってベッドに入ったんですがあれほど寝るのが自慢だったにもかかわらず目を閉じても浮かんでくるのは悲しい表情を浮かべた奈子とファージの顔でちっとも寝られないんですね。半時間ぐらいしても眠れなくてここまで来たらもう覚悟を決めよう、とおもって再びPCの電源オン。最終話を読み終わったのと学校にいかなければならない時間がほぼ同じ。で、正直言います。今日の学校での記憶ほとんどありません。ずっと感動の余韻に浸っていたみたいです。
最後のあの一文、「奈子は優しい笑みを浮かべて、今はもういない、大切な友人の名をささやいた。」これを読んだ瞬間、全身の毛が立つような感覚を覚えました。大げさに言っているのではなく、本当に「感動」という言葉を超えた感情がありました。
小説に限らず映画なども含めてこれほどまでに感動した作品は今までありませんでした。
自分にこれを表現できる語彙がないのが悔しいほどです。
まだ、感動覚めやらずといった感じでここがこうよかったとかそういう具体的な賞賛が思い浮かびません。ただとにかくよかった。そうとしか言いようがないんです。
要所々々ですごく気に入ったところも在ったのは覚えているんですけど(無銘の剣で殺されたファージが復活して一番に奈子に「痛かったぞ」というシーンとか)もう、最後の終わり方がすごくて…よく覚えていません。
長々と稚拙な感想をかいてしまってすみません。
もうちょっと落ち着いてからちゃんとした感想を書けるといいな…と思っています。
とにかく、すばらしいものをありがとうございました!
 またやっちゃいましたねぇ。読者の睡眠時間削り。
 Web小説は文庫本と違って、読む前におおよその長さがわからないから、なおさら「あとちょっとだけ……」を繰り返してしまうのかもしれません。
 平日の午前4時から最長の第10話を読み始めるというのは、なかなかの勇者です(笑)。

2003.3.2
 思えば、長いブランクが開いてました。実は、『ファ・ラーナの聖墓』を呼んでから、数ヶ月『光』に手を出してなかったんです。
 その間、レディース『夜魔逝璃会』のギンナン王子への集団リンチに抱腹絶倒してたり、勤めてた会社が潰れたり、その翌日には次の職場で普通に仕事してたり、『月羽根』でほのぼのしてたり、紅薔薇さまのサドっぷりに引いてたり、ラグやってたり、『トゥス』にこれまたほのぼのしてたり、といった状態でした。
 ところが、いきなり二月末ごろに「『光』読みてー!」という強迫観念というか、読書意欲というか、あるいは電波の命令か何かがわき上がってきちゃいまして。
 もう、そこから一気に読み切っちゃいました。
 実際、読み出すとさくさく進むんで、止められないんです。仕事の都合もあるから、さすがに寝ずにってわけにはいきませんでしたが、もう、仕事の最中ですら先の展開が気になって気になって。大体、そのあたり知りたくなかったから、読者の声はずっと見ずにいたんです。読み終わったから、一通り見ましたけどね。
 結局『殺意の女神』以降の全エピソードを三日で読破。さすがに『指輪物語』一日一冊計六日という、かつてやらかした無茶には及びはしないにせよ、相当のハイペースでした。

 では感想をば。
 あの、最後の一文に至ったとき、思わず目に涙がにじんできました。生き残った者たちは、ここまでにあまりに多くのものを失っています。ですが、新たなる生命は確実に生まれ来る。『生まれ来る者たちへ』……それは、先史文明の現ノーシル人へのメッセージであると同時に、奈子と由維の想いの結晶である『彼女』への呼びかけの言葉なのでしょう。『こちら側』と『あちら側』。二つの世界それぞれ存在する奈子と由維、どちら側の彼女たちにとっても、ファージの存在は様々な思い出として残っていると思います。もっとも、由維の場合はまぁ、いろいろ複雑なものがあるかもしれませんけど。ちなみに、最終章を読んでいるとき、脳裏にはFF9のメインテーマ『Merodies of Life』が流れていました(北原さんがFFは10しかしていないのは知ってますが、まぁ、読んでる私はこう思ってたってことで)。
 結局、味方メインキャラ最後の死者になってしまったエイシスくん。……セルタさんと相打ちですか。リューリィに子供できてなかったら、『銀英伝』のポプランみたいに、作者が殺す気でも生き延びたかもしれませんけど、できちゃってたらねぇ。シェーンコップになるしかないですね。死に際はどっちかっていうとヤンみたいかな、とは思いましたが。……って、何でセルタさん500年くらい後にぴんぴんしてるんだろう? 黒剣は消滅したはずだし、聖跡だってもうないのに。
 奈子とレイナ・ディ。これは奈子にレイナの遺伝子構造と記憶が融合したもの、と考えればいいんですよね? 意識的には『攻殻機動隊』の少佐と人形使いの融合みたいなものかな。別に、奈子の意識が支配されてるって訳でもないようだし(行動には影響受けまくりで、怒濤の節操なし街道邁進中なような気もするけど、それはそれとして(笑))。
 セルタさん。実はレイナ・ディの直系子孫で、ある意味奈子の子孫でもある、と。……つまり、ナコユイの子孫であるフィーニと、ソレアさんの子孫であるミュシカは、一応(かなり遠い)親戚同士で、竜騎士の血を引いてるってことですか。何か、立派に人外魔境に到達してしまう素質は十分にありそうですね、この二人。それでもって、リューリィの子孫であるレイアお姉さまは、当然『やつ』の子孫でもあるわけですな。
 カーテンコール。あの、最終章での感動はどうした、といわんばかりの壊れっぷりは、いっそ清々しいです。個人的には、ナコユイのシーリア創設秘話を読みたいところです。ファーリッジ・ウェルやハルティさんのところの双子たち、アイミィの娘(すでに断定かいな)あたりが第一期あたりの生徒として学んでいる、ってところでしょうか。
 百合。結構昔から百合属性はありました(少なくともセラムン以前から)。でも、百合も好きってだけで、ノーマルカップリングだって否定はしませんし、どっちかっていうと渋い親父キャラ好きなところもありますんで。大体、原理主義って好きじゃないですし。でも、北原作品の場合、百合=ノーマルなような気が(それじゃ、ハルティやケイウェリ、エイクサム、ついでにサイファーはアブノーマルなんかい! あ、エイシスもか(笑))。

 かなりとりとめのない長文になってしまいました。考えてることを文章に変換するのって、結構難しいなと痛感します。
 では、最後に。

 この感動を与えてくれた、強大な力と脆すぎる心を合わせ持つ、優しくて残酷な獣たちに……。
 ありがとう。
 
>意識的には『攻殻機動隊』の少佐と人形使いの融合みたいな
 おおよそ、そんな認識で間違っていないと思います。
「節操なし街道」は……もともと潜在的に持っていた素質が、レイナとの融合をきっかけに顕在化した、ということで(笑)。

>親戚同士
 ソレアがレイナの直系の子孫、フィーニが奈子の直系の子孫であると同時に、リースリング家とオルディカ家の間には、奈子の時代以降も何度も婚姻関係があります。
 だから、「かなり遠い」っていうほどでもないんですよ。
 普通にいう「遠い親戚」程度の関係でしょう。
 セルタがぴんぴんしているのは、「一人くらい、謎めいたキャラがいた方が面白そう」というのが最大の理由です。あまり深く考えないように(笑)。

>レイアお姉さまは『やつ』の子孫
 だから女好きです(爆)。

2003.3.14
悦楽書庫から来ました。
大変面白い作品どうもありがとうございました。
一気に読んでしまいました。(一気といっても2日もかかりましたが。)

無料で、これだけの量と質のものが読めるとは思いませんでした。
この作品はお金を払ってでも読みたい作品です。たぶん売れると思います。

これだけ素晴らしものを読ませていただいたのに、感想を送ることぐらいしかできず申し訳ないです。


一番好きなキャラは、エイシスです。
そして、一番好きなシーンはエイシスの最後です。

ナコのため、竜騎士以外では最強(?)の敵セルタと戦い、ナコの技で倒す。
しかし受けた傷が深くエイシスは意識を失っていく。
ナコをはじめ自分より強かった女性たちを思い出す中、最後に浮かんだのは、自分の子を宿すリューリィの怒った顔だった。

かっこよすぎです。
ちなみに、その後のシーンのアィアリスがセルタの死に悲しみを覚えるところもよかったです。

もちろん他にも、いいシーンはいっぱいあります。
エイシスとナコのHシーンとか、ナコとファージのHシーンとか、ナコとユイのHシーンとか…。いいシーンはきりがありません。


ラストも良かったです。ハッピーエンド大好きです。
体を二つずつ作り両方の世界に置くというアイディアは本当にすごいと思います。


あと、気になったことについて言わせてください。

人間という種が生まれたのは、地形や隕石や太陽との距離など、いろいろな偶然が重なった結果だと思います。なので別の条件の星では、人間に似た生物が生まれることはあっても、人間そのものが生まれることはないと僕は思います。
だから、ノーシルは地球の過去だと思っていたのですがそれは間違いでした。

そこで質問です。
ノーシルの人と地球の人の遺伝子が同じなのは偶然なのですか?

(中略)

最後に、謝辞に「ワンダフルライフ」があってちょっとうれしかったです。
僕はカンブリア紀が大好きで、タイムマシンがあったら一番行きたい時代です。


長くまとまりのないメールになってしまい、すみませんでした。
これからも面白い話、期待しています。
 遺伝子の互換性については、これまでにも何度か書いてますけど、「異星ではなくパラレルワールドだから」ということでご理解ください。
 地球とノーシルを直接結びつけるのは、やっぱりちょっと無理があるんですよ。最初から考えていた設定ではないですから。

 ところで『ワンダフルライフ』は、最新の学説と比べると、けっこう間違いが多くて楽しめたりします(笑)。
 あの本もそれほど古いものではないんですけどね。
 宇宙や地球の過去については、1990年代以降、これまでの定説を覆すような大発見がいくつもあるのに、一般にはあまり知られていないというのは残念なこと。
 最近の子供の科学離れは由々しき問題です。

2003.3.20
光の王国読ませてもらいました。
ネット上でこれだけ楽しい話が読めるとは、驚きです。
話の構成、世界観、展開どれをとっても一流だと思いましたが、何よりすごいのがキャラクターの魅力です。敵味方あらゆるキャラクターにそれぞれの魅力があり、後半の次々死んでいくシーンではじんときました。
唯一の個人的不満はファージがあっさり死んでしまったことでしょうか。えっこれで終わり?と思い、最後にまた復活もしくは何らかの形で出てくるのかなと思っていたら、そのままだったので、ファージファンとしては残念でした。
でもこんな不満を感じるのも本当に楽しく読めたからです。これからもがんばってください。
 ファージについては、実はいろいろと考えていることもあるのですが……
 ああ、そろそろカーテンコールの続きも書かなきゃなぁ。

2003.3.30/4.6
こんにちは!
私は最初にたたしょうを読んで光の王国は今日読み始めました。
私もファンタジーをよく書くのでとっても参考になっています!
凄くどきどきわくわくして夢中になって読んでいたらお母さんに「勉強しなさいっ!」って怒られてしょんぼりです…
だけどそれぐらいはまってます!
光の王国も大好き☆☆

光の王国全て?読み終えました!
とっても素晴らしいと想いました☆涙もいっぱいながしました。
素敵なお話がこの春休みに読めて本当に感動です!
北原さんの大ファンになりました。
これからも良いお話をいっぱい書き続けてください。
 文体から察するに女の子かと思うのですが……最初に読んだのが『たた少』?
 いいのかなぁ……(笑)。

2003.4.14
 とても楽しく拝見させて頂きました。普段読書の習慣がない私ですが、途中でリタイヤせず、のめり込むように読み続け、先程読み終えた次第であります。壮大なスケールで描かれる世界観と、また各々が強い信念を持つ、個性あふれる登場人物の設定に、感嘆し、感動致しました。
 私が初めて北原さんの作品に出会ったのは、「てぃーぽっと小説館」にて、「MI・KU・MI」を閲覧したときです。不純な動機で読み進めていた私ですが、エンディングを迎える頃には、心を締め付けられるような感情で胸があふれました。そして北原さんの作品をさらに拝見したいと「ふれ・ちせ」のページへ進み、この「光の王国」に出会うことが出来ました。
 物語前半では、激しい戦闘シーンにただただ感激し、漫画を読むような心持ちで読んでいましたが、後半に入ると、キャラクター達の確固たる決意、そして勇気に心奪われました。私的な感想を入れるとすれば、お気に入りのキャラクターはクレインでしょうか。圧倒的な力を持ちながら、どこかとぼけた印象がある竜騎士。彼女が活躍する場面は私の記憶にとても鮮明に残っています。
 まだ「ふれ・ちせ」にはわたしが読ませてもらっていない作品が数多くありますので、いずれまたどこかのページに感想を書かせて頂くことがあるかもしれません。それではまたいつか。月並みですが、楽しい物語をありがとうございました。
 百合好きの読者には意外と人気ありますよね、『MI・KU・MI』は。
 中には「あれで百合に目覚めた」という方もいましたが(笑)。
 私としては、あちこち書き直したい衝動に駆られてますけど。

2003.5.10
先日一気に全部読んでしまいました。
読みはじめたら止まりませんでした。
(確か6時間程度でしたか)
それからも時間のある時に読んでいます。

ファンタジ−物が大好きで色々読んでいますが「光の王国」はとても良いと感じました。
「読みやすく面白い」のは素晴らしいと思います。
確かに内容から出版するには色々ありそうで、もったいないなあと思います。(他人に勧めるには相手を選ぶ内容なので・・・)

応援しています。これからも頑張ってください。楽しみにしています。

 6時間で全話?
 それはなかなかの強者ですねぇ(笑)。
 書いた本人でも6時間では無理です。
 というか、絶対に途中で力尽きます。

2003.5.23
光の王国は何とか読み通しました。
否定はされていますが、私には地球の末路に思えてしまいました。
作品で言われている、戦う事の問題は、利己的遺伝子が根底にありそうで、だから文明が常に持ち合わせている危険要素。常に理性の支配下に置かなければならないのでしょうが、昨今のマスコミ(日本人の大半の意識)の様子を見ると心配な事です。
命をもてあそぶ事、闘争、野生動物の限界を越え、地球までも傷つける文明、そうした問題が見事に表現され、ほとほと関心いたしました。

このところお忙しい様ですが無理せずじっくり作品を発表し続けてください
 私はどちらかというと、「戦うこと肯定派」です。
 別に某ブッシュのように、めったやたらと戦争しろとは言いませんけど、とにかくなんでもかんでも戦うこと=悪とする日本の風潮は、生物としての根本的な部分を見落とした、口先だけの平和主義(というよりも事なかれ主義)に思えます。
 この辺の話は、いま執筆中の新作で、より詳しく語るつもりです。

2003.5.23
始めまして光の王国よませて頂きました。
この間友達に進まれて5日間かけて読みました。
先ず全体的な感想ですがとても感動しましたし爆笑した所もかなり有りました。
素晴しい出来だと思います。
個人的な感想なのですが、特にエンディングについてなのですが、ナコユイはあの爆発で死んでしまった方が話のけじめがついてよかったのではと思うのですがどうでしょう。
しかしあの場面ナコが転移魔法を使って逃げる事もできたのでは...まあレイナが転移魔法使えたと仮定すればの話ですが...
もし使えなくとも事前にソレアか誰かに転移魔法をカードに風してもっらっててもおかしくないのですが.
そういえば唯に渡したカードもありましたしね。(この場合治療の余地がなくそのまま死体として元の世界で皆がかなしむだけですけどね...)まあ元野世界に帰る気がなかったのですからそれはどちらにしろしなかったと思いますが。それにせいいしん上ためちゃくちゃ不安定だったでそうに。(てことは普通の転移魔法ももしかして無理)
いちファージファンとしては(以下数行、著者検閲により削除)
まあカーテンコールにでてくる事をいのりつついまは余韻につかります。
※ちょっとネタバレっぽい記述がありましたので、一部削除してあります。

 ラストでナコユイを死なすことについては……いや、死んでるんですけど(笑)。
まあとにかく、これまでにも何度か書いてますけど、最後の闘いで主人公が敵と刺し違えて終わりというのは、作家としてすごく卑怯な終わらせ方だと思うんですよ。
 誰でも書けるし、誰が書いてもそこそこ感動的になるし。
 でもやっぱり、どうしてもそうしなきゃならない必然性がない限りは、ファンに対する裏切りのように感じます。
 そしてなにより、ナコユイがいなければカーテンコールも『一番街』も書けませんからね(笑)。

2003.6.1
おはようございます。
ふと思い立ち読み直し始めて、読み終わった時間が夜が明けるころ。
鳥のさえずりが聞こえます。
しかし、眠気を感じさせないところが、「光」のすごいところですね。
何回感動して体が震えたかわかりません。
一度読んでいるにもかかわらず発見が何度もありました。
改めてそのすごさを実感したって、感じです。
それで質問ですが、「光」の副題だと思われるKinnaMosirとはどーゆう意味の言葉なのですか?おそらく、アイヌ語だと思うのですが。
お願いします。
さて、好評公開中の「トゥス」ですが美杜の雰囲気が物語を不思議に作っていて、いい感じです。
完結したらまとめて感想を出すつもりですので、もし楽しみにしててくだされば感激の極みです。
話は変わりまして、以前りりーすのーとで百合の時代が来たと書いてましたが、家の近くの本屋でも「マリア様」の本が目立つように積まれてました。
見かけるのも珍しいので一冊手に取り、帯を見ると、「ごきげんよう、お姉さま」と書いてました。
……何人衝動買いしたか統計にとってみたいです(笑)。
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございます。
失礼なことが書いていましたらすみません。
花粉症とのことですが、無理をなさらないようお願いします。
「トゥス」の執筆がんばってください。
そして、「光の王国」という作品を作ってくれまして本当にありがとうございます。

 書いた本人、たまに読み返すとついついはまってしまうのが『光』です。
 そういえば、書き直し作業も第5話で止まってますね。カーテンコールと併せて、そろそろ再開しなければ。
 KinnaMosirは、日本語タイトルをそのまんま直訳したものです。
 もともとは日本語タイトルの方が『光の王国』ではなかった……という話をどこかでしたことがあるかと思います。最初に考えていたタイトルは、長すぎて文字数制限に引っかかったんですよ(笑)。

2003.6.12
『光の王国』読みました! こんなにはまって一気に読んだのは久しぶりです。(でも二日かかりました)
『マリア様がみてる』を検索してこちらにたどり着いて、ちょっと読んでみようと思ったのが、すごい分量でしたね。
個人的には、エイシスが死んでしまったのが残念です。あと奈子ちゃんのおなかの中の赤ちゃんが殺されれるシーン。あれは読んでいて痛かったです。
これから別の作品を読んでいこうと思います。これからも頑張って下さい!
 以前は「『ふれ・ちせ』で『マリア様』を知った」という人が多かったのに、最近はすっかりブレイクしてしまったせいで、『マリア様』目当てにウチに来て、他の作品も読んでみたという人が増えているように思います。
 嬉しいような、悲しいような……。
 まあとにかく、これからもよろしくお願いします。

2003.7.6
あまりにも印象が大きくなかなか言葉にすることができないんですが、すごく素晴らしい作品だと思います。
具体的に、「スケールが大きい作品」「だんだん最終話に向かって話が盛り上がってきてパソコンから離れられなくなるほど引き付ける作品」「感動的な作品」「とにかく読む価値がある作品」とまた断片的な感想ですが、こう思います。
また「自分は傷つくのにそれでも人を傷つけてしまう微妙な心理を見事に描写している」「大量に人を殺していっているが、それでもそれをうまく利用して最終的に作品を良い方向に向ける」というところも素晴らしいと思います。
ただ最終章でせめて元の世界と向こうの世界に同時に存在する二人が何らかの形で意識(または記憶)が潜在的に繋がっていたらいいかなとも思いましたが、たぶん小説家にとって最後の部分というのは微妙なところであり、あの内容でも全く問題ないと思うので特にこの段落は気にしないでください。
それにしても本当に素晴らしい作品だと思います。なにせ普段読書を全くしない自分を引き込んだ作品です。このような素晴らしい作品を書いてくださった北原樹恒さんに感謝です。
ところで微妙にこのサイトのComicの作品と繋がっているところはまた結構いけてました。
『光の王国』を書いていた当時、既成のライトノベルについて、私はひとつの不満を持っていました。
 それは、人の死について。
 そもそも人が死ななかったり、逆にゲームの雑魚キャラのようになんの痛みもなく死んでいったり。
 なのに美形キャラだけは妙にカッコよく死んでいったり。
 そうした状況に不満があって、リアルで痛い人の死を描こうかと。
 主要キャラでも比較的あっさり死んでいくキャラが多かったのも、死をカッコよく描きたくなかったからです。
 まあ、エイシスだけはかなりカッコよく死なせてしまいましたが、ヤツの場合、最後にこれくらいの役得はあってもいいかと(笑)。

2003.7.14
『光の王国』凄く面白かったです。会社の人も一緒に読んでて『こんなに面白い作品なら絶対売れるのに』って話してるくらいです。
北原さんの他の作品も今読んでるところなんですが、『たたかう少女』を読んでいて一つ疑問が…。『たたかう少女3』のあとがきで『光の王国』の番外編に彩樹が出てくるようなことが書いてあったのですが、俺の記憶では出てきてないような…。あと『光の王国番外編 紅の花嫁(仮)』っていうのも無いですよね?
そこら辺が今気になってます。
もし執筆の途中で時間があれば返事いただけたら嬉しいです。
これからも『トゥス』はじめ、色々な作品を作り出していってください。
応援しています。
「彩樹が登場する番外編」というのは、『らくがき&いただきもの』コーナーにある『たたかう少女たち』です。
 インタルードや『殺意の女神』と違って、本編とはつながりのない純粋な「お遊び」ということで、らくがきコーナーに掲載しています。
『紅の花嫁』は、書いた本人も記憶が曖昧だったので、当時の資料を調べてみました。
 どうやらこれ、当初は番外編として考えていたものですが、諸々の事情により本編第8話『レーナの御子』に取り込まれたようです。
 第5章『アール・ファーラーナ』前半部分のマイカラス王国のエピソードが、ほぼ『紅の花嫁』の内容と思ってもらえればいいです。


『光の王国』シリーズに対するご意見・ご感想をお待ちしています。
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