さて、北原の最新作・たたかう処女…もとい『たたかう少女』いかがでしたでしょうか。
(しかし…あながち間違いとは言えんな…)
予定ではもっと早くに公開できるはずだったんですけどね、約一ヶ月の遅れとなりました。
まあ、最初の見込みでは原稿用紙で百枚前後のはずが、結局二百枚にもなってしまったので仕方のないことでしょう。
それにしても、なんというか、自分で言うのもなんだけどストレートなタイトルですね〜(笑)。
ホントはこんなタイトルになるはずじゃなかったのに…『たたかう少女』ってのは正式なタイトルが決まるまでの仮タイトル、いわば「開発コード」みたいなものだったんですけど、結局これ以上に良いタイトルが思い浮かばず、そのまま正式タイトルになってしまいました。
でも『たたかう少女』っていったら、『光の王国』もそうだし…。
『光…』の話題が出たついでに言ってしまいますが、このふたつはある意味とてもよく似た話です。
ごく普通の(?)中学生だった主人公が魔法の力で異世界へ旅立つという基本設定。
そしてなにより主人公の彩樹と奈子。
空手の有段者で同性にモテる。
強いて違いをあげるとしたら、奈子の方が(かなり)胸が大きくて、彩樹はカミングアウトしているってことでしょうか(笑)。
他にもフィフィール=ソレアとか、アリアーナ+早苗=ファージ+アイミィとか、数え上げたらきりがありません。
実は、もともと『光の王国』と『たたかう少女』はベースが同じなのです。
『光…』が諸々の事情でずいぶんと重い話になってきたので、もっと気楽な話が書きたいと思ってできあがったのが『たたかう少女』なのでした。
しかし、二百枚というのは「気楽に書く」にはちと長すぎましたが(笑)。
まあとにかく、この話は深く考えずに気楽にお読みください。
さて、それでは今後の予定などを…。
次回作は、いよいよ『光の王国』の本編第五話『ファ・ラーナの聖墓』が登場です。
とは言っても、まだ書き始めたばかりで公開は未定なのですが、年内にはなんとかしたいところですね。(年内は仕事が忙しいのでちょっと自信がありませんが…)
それ以降の予定は、『光の王国』の番外編『殺意の女神』、本編第六話『金色の瞳』あたりまでは企画が動き出しています。
その先はまだまだ未定ですね。
『光…』以外の企画も色々ありますが、どれも長い作品なので、どこから先に手をつけていいものやら。
あと『たたかう少女』の続編ですが…一応企画はあります。
でも、いつ書くかとなると全くの未定。
三人娘+1の活躍をもっと読みたいというご希望があれば、メールか作品ページの感想用フォームでお寄せください。
『こんなもの書いてないで『光』の続きをさっさとしろ!』とか『もっと彩樹と○○(お好きな名前をお入れください)のからみを増やせ!』などとゆ〜メールでも可(笑)。
それでは、また、次の作品でお会いしましょう。
一九九八年八月 北原 樹恒
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