一昨年の二月は『午後3時のTeaParty』でバレンタインネタをやりました。
去年は『みそさざい』と『西十八丁目の魔女』、そして『光の王国』のインタルード2です。
今年は特にバレンタイン向け作品を書く予定はなかったのですが、最近、一部の熱狂的な彩樹ファンの方から『たたかう少女』続編の要望が出ているので、急きょ『たたかう少女』のバレンタインスペシャルを書くことになりました。
(西野さん、jadeさん、見てますか〜?)
それにしても…去年の『チョコレート娘』もそうでしたけど、やっぱりちょっとエッチですね(笑)。
この作品を書くにあたって私がまずやったことは、近所のスーパーへ行ってチョコレートを買い込むこと。
作中で使うチョコレートは何がいいか、自分の舌で調べるためです。
それは話の都合上、次の条件を満たしたものでなければなりません。
・読者の誰もが知っているくらい、知名度の高いもの。(でなければ作品を読んでもイメージがつかめません)
・バレンタインチョコとしてもらった場合、冗談か嫌がらせと思うようなもの。
・口の中で転がして気持ちのいいもの(笑)。
候補はいろいろありました。
チロルチョコ、マーブルチョコ、アーモンドグリコ、麦チョコ、明治のアーモンドチョコ…。
しかし三番目の条件を満たすのが難しい。
グミやゼリーと違い、チョコレートは口移しでもあまり気持ちよくないので、やはりナッツに頼る必要がありました。
アーモンドものはけっこういい線いっているのですが、先端が尖っているため、たまに舌に刺さるのが難。
普通の森永チョコボールでは、チョコが溶けるまでの時間が短すぎるし、ピーナッツも小さいのでいまいち刺激不足。
最後に残ったのが森永チョコボール(大粒)というワケ。
ところで、サンプルとして買ったチョコボールは、どれもエンゼルがついていなかったのがちょっと残念です。
まだ、金のエンゼルって見たことないんですよ、私。
さて、次回作の予定は…
いよいよ『光の王国6・銀砂の戦姫』の登場です。
…って、ずいぶん先の話ですけど。
まだ一行も書き始めていないし、『光』の本編は一作あたり約二ヶ月かかるし…、公開は春頃…かな?
どうぞ気長にお待ちください。
一九九九年二月 北原 樹恒
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創作館ふれ・ちせ
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