「あぁぁ――――っっっ!」
肺の中の空気が空になるほどに絶叫する。
もう何十分も、そうやって叫び続けている。叫ばずにはいられない強烈な刺激、過激な快感が私を襲っていた。
きっと、喉が嗄れて明日はまともに声が出なくなってしまうだろう。
だけど叫ばずにはいられない。どんなに抑えようと思っても、一瞬だって耐えることはできない。
瘤が、入っている。
膣の中で大きく膨らんで、入口を塞いでいる。
久々の感覚。ラッキーとのセックスでしか得られない快感。
――そう、これ。
これが欲しかった。
欲しくて欲しくて、もうどうしようもなかった。
「あぁぁっ! い……イ、痛ぁ……あぁぁっ!」
お互いに逆向きになり、お尻だけをくっつけた体勢。いわゆる交尾結合の形。尻尾が交わるから『交尾』っていうんだという知識は、ラッキーと結ばれてから知ったことだった。
ラッキーが前に進もうとすると、膣の中から引っ張られる感覚。だけど大きな瘤は抜けることがなくて、絨毯に爪を立てても私の身体は引きずられてしまう。
この時、膣にかかっている力は相当なものだ。普通なら痛くて悲鳴を上げるところだろう。だけどこれ以上はないというくらいに昂っている私にとっては、その痛みさえ気が遠くなるような快感で、叫んでいるのはあまりにも気持ちよすぎるせいだった。
「ひぁっ……っ! あぁんっ、あぁ――っっ!」
熱い精液が絶え間なく注ぎ込まれている。膣と子宮が満たされていく。
「はぁぁ――っ、あぁっ、あぁぁっ、んん――っ!」
だらしなく開いた口から涎が滴る。
それ以上に溢れているはずのエッチな蜜は、瘤に塞がれて外に溢れ出すことができず、膣中でラッキーの精液と混じり合っている。
私の中をいっぱいに満たす熱い液体。それを想像しながら夢中になって腰を振る。
間隔が開いた分、いつも以上に乱れてしまっていた。
「……ぐ……か、みむら……くんっ! あ……ぁっ……」
吐き出される空気は、もう言葉にならない。口をいっぱいに開いて喘ぎつつ、して欲しいことを目だけで訴える。
上村くんは私の意図をすぐに理解した。いや、最初から知っていて、でも私からおねだりするのを待って焦らしていたのだ。
「くっ……くち……に……」
「……欲しいのか?」
返事をする余裕もなく、鼻先に突きつけられたものに私は夢中でしゃぶりついた。口の中に溢れていた唾液を塗りつけ、舌を絡める。
口の中をいっぱいに満たされる充実感。
これが欲しかった。
この行為が好きで好きで堪らない。
欲しくて欲しくて堪らない。
初体験の直後から口での行為は好きな方だと思っていたけれど、上村くんと関係を持つようになってから、それがさらにエスカレートしている。
上村くんは私の頭を押さえて、喉の奥まで突き入れてくる。口ではなくて、むしろ喉を犯されているような状態だ。
これが、いい。
こうされるのが、好き。
こうされたくて、されたくて、もうどうしようもなかった。
下半身をラッキーの瘤で犯されつつ、口を、喉を、犯される。
これが欲しかった。
テスト期間でラッキーと上村くんに会えなかった間、ずっと我慢していた。
これが欲しかった。
夢中で吸う。舌を絡める。首を振る。
口をいっぱいに満たし、喉を塞いでいる熱い肉棒。
口と局部、上下同時の激しい刺激。
興奮しすぎて、感じすぎて、今にも失神してしまいそう。
もう限界。
だけど、必死に耐える。
今にも切れそうな意識の糸を、なんとか繋ぎとめる。
気を失ってしまったらもったいない。
せっかく、こんなに気持ちいいのに。
気を失ったらそれを感じられない。
ずっと、この快感を味わっていたい。
いつまでも感じていたい。
もっと、もっと感じたい。
普通の女子高生レベルのセックスでは、絶対に経験できないこの快楽を。
ずっと味わっていたい。
ずっと、もっと、もっと、ずっと……
もっと……
ずっと…………
……
…………
………………
白い……
視界が真っ白になる。
もう……
……だめ
もう……限界。
口の中に熱い液体が迸って。
それがあまりにも気持ちよくて。
私の意識は奈落の底に落ちていった。
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