月羽根の少女 〜炎のたからもの〜  1999年9月 

最後に見たものは、天使だった――

その時、私は死にかけていた。
…少なくとも、本人はそのつもりだった。
だから、天使だと思った。どうやらお迎えが来たらしい、と。
天使は大きな純白の翼を広げ、丸い月をバックにして、夜空を滑るように飛んでいた――

北原樹恒がおくる、純愛百合ものファンタジー(笑)。

〜1〜 〜2〜 〜3〜 〜4〜 〜終章〜 あとがき


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