光の王国5 ファ・ラーナの聖墓 1998年10月 


ここは、何人も立ち入ることのできない、竜騎士エモン・レーナの墓所。
  それを土足で汚すことは、許されぬ罪…

その星は、ノーシルと呼ばれていた。
奈子の知る地球と同様に、物理の法則に従って誕生し、地球とよく似た、しかし少しだけ違う歴史を歩んできた。
そこには、神も魔も介在しない。
ここは、単なる剣と魔法の支配する世界ではない――奈子にとってそれはある意味、意外な事実だった。


聖跡――それは、1500年前の伝説の竜騎士エモン・レーナの墓所。
戦いと勝利の女神の化身…そう呼ばれたエモン・レーナこそ、この世界に竜騎士の力をもたらした人物であり、聖跡にはその力の秘密が遺されているはずだった。
大陸の覇権を狙う国々が、聖跡の秘密を求めていた。
しかしそこは恐ろしい力を持った番人に護られ、中に入って生きて還ったものはいないという。
聖跡を訪れた奈子が見たもの。それは、歴史書には書かれていない真実だった――

ますます好調、シリーズ第五弾!

 主な登場人物

 序. エモン・レーナ
第一章.三月のうさぎ(March hare)
第二章.四十六億年の旅
第三章.ファ・ラーナの聖墓
第四章.聖跡の番人
第五章.記憶の万華鏡
終章. 再会
あとがき


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 おまけ・今回のボツシーン
下書きにはあったはずなのに、完成稿ではいつの間にか削除されている…そんなシーンを収録!
ヒマな人は完成稿と比べてみてください。
あ、インタルードシリーズが苦手な人は、読まない方がいいかも知れませんよ(笑)。

 三月のうさぎ カット部分


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